フックド・ラグって何?キルトは違うの?と思い、足を運ぶ。
フックド・ラグはアメリカを代表するクラフトの一つで、
19世紀中ごろのアメリカンスピリットあふれるフォークアート。
今回のテーマは縞(ストライプ)で、日米の52作品が展示されている。
かっては男も女も子供も作り、伝統がない国で自分らしさを表現する
ことが大切なコミュニケーションとなったそうだ(解説より)。
このラグはリサイクルウールを細かくストライプに状に切り、
バーラップという穀物袋(南京袋のようなもの)をベースにして、
鈎針で織り目の下からストライプを引き上げ、
ループ状に隙間なく埋めていく敷物。
ざっくりっとした素朴な感じが力強さを与えてくれる。
撮影は禁止だが、全作品が掲載されたハンディなリーフレットが
無料で準備されていたのには驚いた。
これってかなり費用が嵩むだろうにと。
しかし、はじめて接した私にとっては作品を見終わった後も
このリーフレットで印象付けられて、十分に
リーフレットの効果を発揮している。