2009年05月28日

おすそ分けの心

静岡県御殿場市の知人から、荷物が届いた。
箱を開けると、野菜やら果物やら乾物やらがぎっしりと入っている。

早速お礼の電話をすると、彼女いわく、近所の農家からいただいた
ので、新鮮なものを召し上がってくださいとのこと。

野菜や果物の形は、見事に不ぞろいだが、だからこそ新鮮さが
伝わってくる。

ダンボール箱からそれらをひとつひとつ取り出していると、
手に野菜のパワーが伝わってくるとともに、
知人の思いやりをうれしく感じたのでした。

ところで、こういうのを「おすそ分け」というが、
どうして「裾分け」というのか。

調べてみると、着物の下のほうだから、あまりもの、少し
といったところから、由来しているとあります。

さらに目上の人には使わず、「福分け」というとか。

ほかにも、「襟を正す」とか「袖ふり合うも他生の縁」とか、
衣類から派生することわざやことばがありますね。
posted by エミング at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | そよ風便 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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