初体験だが、説教に耳を傾け、時折鳴り響く三味線の音色で、
語りのメリハリを感じ取る。
演目は「小栗判官一代記」。演者は三代目若松若太夫。
照明を落とした大舞台には、演者ただ一人、視覚を刺激するものは何一つなく、
ただ声と音に耳を傾けて、ストーリーをイメージするのみ。
きっと、室町、江戸時代の人たちも薄暗いなかで、音の魅力に聞き入っていたのだろう。
友人が数年前から三味線を習いはじめ、その演奏会などで、
耳慣れているせいもあるか、
新年早々の三味線の音が、心地よく華やいで聞こえた。
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