ひょんなことで、ご縁ができ、忘年会には、名人が仕込んできた餃子を皆で包んで、
食べるのが恒例となってしまった。
S先生オリジナルの特製餃子は具がたっぷり入って、皮がモチモチで、大きい。
具の野菜も、玉ねぎ、しいたけ、にんじんなどで、市販のとはちょっと違う。
一晩寝かした手作りの皮を丸めて、ちぎって、伸ばして具を詰める。
作りたて焼き立てをそのまま食べる。
酢や醤油はつけない。これが実においしい。
パクパクといくつでも食べられる。
ホットプレートで30個を一度に焼いて、食べて、また焼く。
作り手が交代して、また包んで、焼いてを数回繰り返す。
具が余れば、また焼いて、おみやげに。

4年ぶりにばったり会ったマレーシアの留学生も忘年会に参加。
彼女はムスリムだから、肉なしの餃子を急遽仕込んでもらった。
自分の餃子は、自分で包んで、楽しんでいたので、
帰国する彼女にとってはいい思い出となったであろう。