そんなに買いたいものはないけど、実家の近くのスーパーに足を伸ばした。
2時ごろ、食品売り場は混雑していたので、婦人衣料品売り場へ。
人の入りはさほどでもなかったが、いつも年配客に人気のあるテナントは、
このときとばかりにスタッフが声を出して、セール品に集中…。
お客様もたかり、応酬合戦。
その日、午前中は寒かったのだが、午後温度が上がり、店内はちょっと蒸し暑かった。
と、そのとき「ただ今、長野県からおいしい水が届きました」といって、
紙コップに入った水を用意し、その場に集まっているお客様に配っている。
大声で販売しているスタッフも喉が渇くけど、
一生懸命、品定めをしているお客様も喉の渇きを覚えているだろう。
この一杯の水のサービス、はたして丁とでるか半とでるか……。
見届けず、去ってしまったが、
お客様にとっては、おいしい水だったに違いない。