風格のある庄屋造りの家は、庭の木々とも調和よく、
好天の土曜日、別天地のようです。屋内は高い天井、黒光りした太い梁や柱、
和紙作りの灯り、懐かしさや居心地の良さがいっぱいです。
「炭火焼と山里料理」のコースを注文。献立のお品書き、期待が膨らみます。
先付:勾玉豆腐
前菜:前菜はかご内に小さな器で春菊菊花あえ、なら茸辛煮、焼き甘藷、
天子有馬煮、栗渋皮煮、百合根、芋茎甘酢つけ、秋茄子揚げ出し
椀物:キノコ汁
焼き物:炭火焼料理(あゆ、鶏、エリンギ、さつま芋、ピーマン、玉葱、なす)、
蒸し物:月見蒸、 お口直しに食用ほおすき(さっぱりしている)
揚げ物:きのこ、あけび、じゃがいも大葉巻
酢物:酢どり無花果、花甘草、青唐
里芋ごはんとみそ汁と漬物 あるいはヨモギうどん
果物:有の実コンポートワインゼリー、菓子:勾玉豆腐黒蜜、おやき
土日はランチメニューはなく、昼夜ともメニューや料金は同じ。
各テーブルで炭火焼きをしながら、頃合いを見計らって提供される料理を堪能しました。
4500円の料理はかなりのボリュームでした。
接客サービスは、どのスタッフもとてもよく、サービス料10%以上の満足でした。
庭を散策、そして急斜面を下り、河原で一休み。
本日の目的は、友人に依頼し、日の出の友人宅「おとのひとひら」まで、
かれこれ40年前に使った(買ったというべきか)お琴を運んでもらうため。
目的地の庭で抹茶とお菓子をいただき、栗拾いを楽しみ、
そして近所のロンヤス会談が行われた日の出山荘を見学して、黒茶屋へ。
つるつる温泉に入って帰宅。
お琴の嫁入りができ、一安心。友人ほか皆さまに感謝です。
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