朝一番の湯は、相棒と長屋風の「昭和の湯どころ」4番風呂へ。
「入浴中」の札がかかっている限り24時間貸切なので安心です。
そして、私は緩い坂道を上って、早朝の大露天風呂へ。
混浴?いえ、違います。予約制で30分間の貸し切りです。
30〜40人ほど入浴できる大露天風呂にたった一人で入浴、
どこに身をおいたらいいのか落ち着きません。魚のようにグルグル回って。
昨夜は灯りがぼんやりとして、幻想的でしたが、
朝は由布岳や周りの木々を眺めながら、写真撮影。
温泉内で写真が撮れることなど滅多にありません。打たせ湯もあります。
そしてさらに梯子温泉。離れの7番湯へ。
昨日は竹林風呂も楽しみ、本日は朝食までの時間、
あたりを散歩しつつ湯三昧しました。途中の通路に温泉卵が。
ご自由に。朝飯前のつまみ食い、これもまたなかなかおいしい。
この「貸し切り」の方法、少人数で限定された投宿客だからこそ、
そして、お互いの信頼があってこそできるユニークさと合理性に、
なるほどと思わせられました。
そして、ここまでやるっ!という心配りに脱帽です。
宿泊施設に用意されているアメニティグッズの小物入れ、ビニール袋ではなく、
おしゃれな色素材の布地の袋、でも内側にはしっかりビニールが貼ってある。
これなら濡れタオルも安心です。
敷地内の温泉を次々に利用するためには欠かせないグッズです。
寝間着など女将のデザインしたものが多いと聞きましたが、
これもその一つでしょう。温泉巡りがさらに楽しくなります。
さて、いよいよ朝食、楽しみです。続く。