実はこれ、郵送されてきた不動産会社の立派なチラシ、ついつい開いてみると、
数ページの本形式。そして広げると、なんと裏は大きなマップ。
これはおもしろい!
前職時代、いかに当たるセミナーを企画するか、
いかに捨てられないDMを作るか、参加者に満足してもらえるテキストや
サプライズグッズをどうするかに頭をひねっていた私は、昔の記憶が
蘇り、このチラシのやり方に興味を覚え、何かに使いたくなった。
そして、昨日、思いついたのが日本語学習者への豆本(アンチョコ?)。
前日に日本語教室の修了式があり、今回は初歩クラスの「て形」導入で
相当、手こずったので、何か改善策はないかと思案中だったのだ。
学習者にとって「て形」は、最初の難関。誰もが、頭を痛め、教師は悩まされる。
で、「て形」の作り方と変換をなんとか興味あるものにならないかと考えたのが、
このチラシ方式の豆本。
配布プリントを何度も見る学習者は初歩クラスでは、まずいない。
捨てずに何度も見てもらうのが狙いなのだけど、はたしていかに?
A4用紙を8つに折って、
ちょっと切り込みを入れると8面の手のひらサイズの本が出来上がり。
広げて裏側にも情報活用。
で、「て形」の作り方と基本動詞・変換がきちんと盛り込めるか、
見やすいか、使いやすいか。そこそこOKだと思うんですが〜。
もしかしたら、喜ぶのは、日本人教師ばかりかな。
どこかで、誰かに試用してみよう!