千駄ヶ谷、青春の思い出の町。
この付近には飲食店が少なく、いつも店探しをしていたっけ、遠い昔のこと。
昨日、東京体育館の近くに昨冬オープンした「モスクラシック」で待ち合わせ。
周辺はずいぶんと変わったが、それでも落ち着きがある。
駅前の交番で若いお巡りさんに聞くと「高い店ですね」といわれ、苦笑。
ディナーも楽しめる店というコンセプトだそうだが、一人でも落ち着けそうだ。
照明やインテリアは落ち着いたモダンテイスト。
ガラス張りに面した席からは、人や車が行き交うのが見え、
それが一種のムービーのようだ。
セルフ形式ではないので、席の案内もオーダーも配膳もしてくれる。
赤ワインを頼み、重厚なメニューブックを開いて、ゆっくりと品選びをした。
キッチン&ホールでスタッフが2人しかいないのでは、説明を聞くこともできない。
着席時に「お料理は時間がかかりますけど…」といわれた。
注文に対応するのに手いっぱいで、片付けもままならぬようだ。
急なシフトアウトだろうかなどと考えてしまう。
チキン&クレソンのサラダを注文。
モスのチキンとバンズが隠れるほどのクレソンにバルサミコソースがかかり、
その酸味が食欲を増進させる。
そして、メニューブックのはじめのメニュー、インパクトがすごく強い!
アボカドバーガー1150円。好物のアボカドが早く注文しろ!といわんばかりだ。
これを食べている最中に待ち人が来たらどうするんだ!
そのときはそんときさ。いつも食い気が勝利する。
濃厚なアボカドの味にパテが負けている感じがする。
一気にぱくついて、さて気合充実!なんだかいい話ができそうだ。
会計時に「バタついてすみませんでした」とスタッフにいわれた。
やはり予想外のことがあったのだろう。
一人客用に つまみの3品盛があるといいなぁ〜。