外資系ブランドショップにありがちな敷居の高さは感じられない。
というよりも買う気がさらさらなく、お目当ては2階のラウンジバー
だったからかもしれない。
ラウンジバーは、昼間より夜が落ち着くムードだ。
躊躇していると、3階にもあると案内され、階上へ。
なるほどこれが、ダンヒルが住んでいた家をイメージして作った
空間なのだ。
革製のゆったりした椅子に腰掛け、銀座通りを行きかう車や
通行人を見下ろしていると、なぜか繁華街に身を置いているようには
思えない。
この店には、床屋やクリーニングの承り機能もあり、
男性は気兼ねなく利用できる男の空間なのだ。